Interview
010 “John Sinclair”


ジョン・シンクレア。詩人であり、パンクの元祖とも言われるロックバンド、MC5の論理的方向性を示唆し、反政府活動グループ、ホワイト・パンサー党※1の党首だった男。1本の大麻煙草を所持していたというだけで懲役100年の実刑を受け刑務所に服役するも、ジョン・レノンが無罪釈放を訴えるプロテスト・ソング“John Sinclair”を発表して救済コンサートを開催、その3日後に釈放された男。
そんな伝説の男が来日、6月28日に、“68”展のプレ・ショーという形で、音楽評論家の鳥井賀句氏を聞き手とするトークショーが開催された。時折、質問と外れた方向に話が飛びながらも、当時の様子がリアルに窺える貴重な一夜となった。
Exhibition Report
024 “68”


1968年。20世紀で最も有名な年といっても過言ではない。世界各地で同時多発的に起こった革命への息吹、カウンター・カルチャーのひとつの成熟――経験した世代には色濃い記憶として、経験していない世代には歴史の転換点として、今なおその余波が長く続いている。
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Jean-Paul Sartre


Hipsters file 17
ジャン・ポール・サルトル
ボリス・ヴィアンが生きていたころ、文学的に評価されたのはヴァーノン・サリヴァン名義で金目当てで執筆されたハードボイルド小説ばかりで、今日代表作とされる『日々の泡』などヴィアン名義の作品は全く評価されず、評論家にも酷評されていた。しかし1959年、彼の39歳の若すぎる死後、サン=ジェルマン=デ=プレ界隈で彼と日々を共にしていた作家や学者たちが発端となって、彼の作品を再評価する機運が高まった。
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