デザイナーは「SOE」デザイナーの伊藤壮一郎のアシスタントを務めた後、2006年S/Sより自身のブランドENSOR CIVETをスタートさせる。
ブランド名のENSORは、フランス語で「状態」を表す「EN」と、「表現される」という意味の「SORTIR」を併せた造語で、デザイナーが敬愛するベルギーの画家JAMES ENSORからも取られている。女性にまつわるモチーフに、男性的なモチーフをミックスし、常にパーソナルで詩的な世界が表現されている。「画家が筆を取る」様に生み出される衣服は、繊細でありながら強い個性を放つ、女性の為の衣服である。
今季のテーマでもある“揺れるもの”がさり気なく表現されている、衿のように作られたドレープは、動きに合わせ滑らかな動きを見せる。素材にはキュプラを使用し、肌に触れると気持ちがよく、しなやかで強い大人の女性を演出してくれる。男性的でもあり、女性的でもあるENSORならではの、アート作品のような一着。